木原美悠さんは世界卓球2024に出場し、パリオリンピックの選考には落選しましたが、これからも活躍が期待される選手です。
そんな活躍が期待される、木原美悠さんの学歴・経歴について詳しく調べました。
木原美悠の学歴・経歴
4歳から卓球始める
元卓球選手の父親の影響で、4歳から卓球を始めます。
父親の木原博生さんが卓球クラブ「ALL STER」を創設したのは2011年の木原美悠さんが小学校1年生の時です。
そのため卓球クラブ創設前から、父親に卓球を教えて貰っていたのです。
明石市立二見西小学校
![明石市立二見西小学校の校舎画像](https://www.shihojazz.com/wp-content/uploads/2024/02/09FB6E50-C096-457B-B798-F6F53AE579C9_1_201_a-1024x523.jpg)
木原美悠さんは出身の兵庫県明石市の地元の明石市立二見西小学校に通っていました。
明石市内から少し西にある海の近くの小学校です。
![明石市立二見にし小学校の地図画像](https://www.shihojazz.com/wp-content/uploads/2024/02/4A6AEFD3-E848-4F50-94C5-C99CAC12AE61_1_201_a-966x1024.jpg)
木原美悠さんが通っていた2010年〜2016年頃よりかは、少子化で児童数が少し減っているかもしれませんが、2022年の児童数は578人です。
クラス数が18学級あり、適正規模の小学校です。
小学校時代(2010年4月〜)の経歴
- 2011年1月に開催された全日本卓球選手権・バンビの部(小学2年生以下)で優勝。
その後、5回の優勝を果たします。この記録は福原愛さんの7回優勝の次ぐ記録です。 - 2014年開催の「ITTFジュニアサーキット」で団体戦で優勝。
- 2015年開催の「ITTFジュニアサーキット」で団体戦優勝、女子シングルスとダブルスで準優勝。
※ITTFジュニアサーキットとは
国際卓球連盟主催で、18歳以下の選手が参加する卓球の国際大会で、年に4回行われます。
北区立稲付中学校
![北区立稲付中学校の校舎画像](https://www.shihojazz.com/wp-content/uploads/2024/02/28DE71CA-735E-4FA7-AA9B-1019F0E78A34_1_201_a-1024x678.jpg)
木原美悠さんは中学校から明石市を離れ、東京都の北区立稲付中学校に入学します。
理由は、北区立稲付中学校に隣接する「JOCエリートアカデミー」に選出され、入校するためです。
「JOCエリートアカデミー」の事は経歴に記載しています。
2022年の起点では生徒数420人15学級のの標準規模の公立中学校です。
中学校時代(2016年4月〜)の経歴
![JOCエリートアカデミー入校時の木原美悠と先輩の平野美宇](https://www.shihojazz.com/wp-content/uploads/2024/02/6DDA6110-D53F-4885-82F1-7C66822DE1B3_1_201_a-1024x637.jpg)
東京にある「JOCエリートアカデミー」への入校が決まり、東京に引っ越して寮生活が始まりました。
「JOCエリートアカデミー」は全国大会などで、優勝などの成績を残さないと入れません。
木原美悠さんは小学校の時に卓球全日本選手権で5回も優勝しているので、申し分ない素晴らしい成績で合格したと思われます。
- 2016年に開催された「ITTFジュニアサーキット」2大会で女子カデットシングルス優勝2回、ジュニア団体戦、ジュニアシングルス準優勝。
- 同年の卓球全国大会で優勝3回。
- 2017年開催の「ITTFワールドツアー」、「ITTFジュニアサーキット」でジュニアダブルスで優勝、団体戦で準優勝、シングルスで準優勝。
- 同年の卓球全国大会で優勝1回、準優勝3回。
- 2018年開催の「ITTFチャレンジシリーズ」の女子ダブルスで準優勝。
- 2019年1月に開催された全日本選手権女子シングルスでは、決勝で伊藤美誠には敗れましたが、14歳5ヶ月の最年少で決勝進出しました。
星槎国際高等学校
![高校生の頃の木原美悠の画像](https://www.shihojazz.com/wp-content/uploads/2024/02/E716123C-B2EB-42EC-976A-23C57F2FA36C_4_5005_c.jpg)
木原美悠さんは、星槎国際高等学校(せいさこくさいこうとうがっこう)に進学します。
星槎国際高等学校は単位・通信制の高校で全国に67ヶ所の学習センター・キャンパスがある高校です。
木原美悠さんは、星槎国際川口キャンパスの生徒でした。
星槎国際川口キャンパスには「スポーツアスリートコース」があるため、このキャンパスを選んだと思われます。
星槎国際高等学校の在学生や卒業生に、宮澤ひなたさん(女子サッカー)、松島輝空 さん(卓球)、鍵山優真さん(フィギアスケート)など、数多くのスポーツ選手が輩出されています。
高校生時代(2019年4月〜)の経歴
- 2019年開催の「ITTFチャレンジシリーズ」の女子シングルス優勝、ダブルス優勝3回。
- 他、卓球全日本・世界選手権にてダブルス優勝3回、シングルス準優勝1回。
- 2021年に開催された卓球全日本・世界選手権にて、女子シングルス準優勝1回、ダブルス優勝1回。
木下グループ入社
![木原美悠の卓球している画像](https://www.shihojazz.com/wp-content/uploads/2024/02/223AC8ED-A039-4BC2-8D79-4008033E28A6_1_201_a.jpg)
木原美悠さんは高校卒業後は大学進学はせず、木下グループに所属しています。
木下グループは建設業の会社で、スポーツクラブを持っていて、卓球の他にもフィギアスケート、サーフィン、馬術、水泳、テニスがあります。
木下グループの卓球クラブには、平野美宇さん、長﨑美柚さん、張本美和さんなど、計11名が所属しています。
木下グループ入社後の経歴
- 2022年開催の「WTTスターコンテンダー」の女子シングルス優勝1回、ダブルス優勝2回。
- 他、卓球全日本・世界選手権にて、女子シングルス優勝2回、準優勝1回、ダブルス優勝1回、準優勝1回。
※WTTスターコンテンダーとは
WTT(world Table Tennis)が主催の国際卓球大会で、スターコンテンダーは上から3番目のランクで、世界ランキング21位以下の選手が対象です。
木原美悠のプロフィール
![木原美悠の画像](https://www.shihojazz.com/wp-content/uploads/2024/02/C8C26B2D-6F38-46DC-8AB3-3B0FAC45D623_1_201_a.jpg)
プロフィール
木原 美悠 きはら みゆう
生年月日 2004年8月3日生まれ 2024年2月現在19歳
出身地 兵庫県明石市
身長 164cm
4人兄弟の次女
![木原美悠と兄弟4人の写真](https://www.shihojazz.com/wp-content/uploads/2024/02/D95F8D8E-0079-4303-95FE-645406C7AE6C_1_201_a-1024x912.jpg)
木原美悠さんは4人兄弟の次女で、姉の茉鈴さん、兄の翔貴さん、弟の寿馬さんです。
兄、姉も元卓球選手で、現在は父親の卓球クラブ「ALL STAR」で卓球を教えていて、弟も卓球選手です。
木原美悠さんの父親が元卓球選手で、インターハイにも出場していました。
その後、会社に就職しますが、脱サラして卓球クラブ「ALL STER」を設立した影響で、兄弟4人が卓球を始めたのでしょう。
英語が好きで中国語も勉強中
木原美悠さんは高校生の時の得意な教科として、英語を挙げています。
好きな教科はありますか?
「英語です。海外で使うから、勉強はしといた方がいいかなって。」中国語なども必要になってきますか。
「そうですね。卓球といったら中国が一番なので、中国語を覚えられたら中国人選手ともコミュニケーションが取れるので、便利ですね。今は聞き取るのは結構できるようになってきましたが、話すことがまだできない感じです。」
ごはんだもん!げんきだもん!
木原美悠さんのコーチや練習相手は全員中国人のため、独学ですが、自然に覚えている様です。
歌を歌うのが大好き
木原美悠さんは歌を歌う事が趣味で、高校生の頃は3人部屋にも関わらず、AIさんの「Story」を3人部屋の寮で1人で歌っていたそうです。
それが日常で、リフレッシュになっていたのでしょう。
その時の同じ寮の部屋にいたのが、ダブルスを組んでいる長﨑美柚さん、同じく卓球選手の小塩遥菜です。
長﨑美柚さんと仲良し
![木原美悠と長﨑美柚の画像](https://www.shihojazz.com/wp-content/uploads/2024/02/23A9888C-352F-4635-9630-5A3B9F36E47A_1_201_a-802x1024.jpg)
長﨑美柚さんは木原美悠さんの2歳年上です。
高校生の時は、寮の部屋も同じで、ダブルスを組んでいて、「Wみゆう」とも呼ばれています。
2人は現在、卓球のTリーグで木下グループのチーム「木下アビエル神奈川」に在籍中です。
2023年8月に沖縄に「木下アビエル神奈川」の優勝旅行に行った時にもツーショット写真を撮っていて、2人が仲の良さがわかります。
この中の良さが、ダブルスの強さにもつながっているのではないでしょうか。
これからも活躍が期待されますね!